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メインメニュー
ボリューム
メインメニューの設定
メインメニューは6つのセクションに分けられ、ナビゲーションエンコーダを使い、メ
インメニューのオプションを左右にスクロールすることで各セクションにアクセスで
きます (図 13)。メニューアイテムはそれぞれその現在の状態を表示します。ア
イテムのところでエンコーダを押して編集します。
モード
IPR™ DSP には、モノ動作で、入力 A に来る信号をアンプA、B 両方にル
ーティングする機能があります (図 14)。
Mono モードでは、チャンネルA から来る信号は両方のチャンネルが受信しま
す。ステレオモードでは、各チャンネルが独立した入力を受信します。アンプ A
は入力 A を使用し、アンプ B は入力 B を使用します (図 15)。
1/4" スルー出力は、それぞれの入力信号を他のアンプにルーティングするため
に使用できます。これは、サウンドシステムのアンプで特に便利です。
スルー出力を使用する際、平衡入力を保つには、TRS (ステレオ) 1/4" ケー
ブルを使用して "スルー" 信号を他の平衡入力にルーティングします。
ボリューム
メインメニューは、ボリュームコントロールの現在の設定を表示します (最大0)
(図 16)。
注:ボリュームコントロールは入力減衰器であり、DSP によってコントロールさ
れます。
可 能 な 場 合 は 、 減 衰 器 を 最 大 ( 0 ) に セ ッ ト し 、 シ ス
テ ム の 最 適 ヘ ッ ド ル ー ム を 保 ち ま す 。 フ ロ ン ト パ ネ ル に
あ る 入 力 減 衰 器 コ ン ト ロ ー ル ( 1 つ は チ ャ ン ネ ル A 用 、
1つはチャンネル B 用) は、どのモードでも、それぞれのアンプチャンネルに合わ
せてゲインを調整します。標準電圧ゲイン、入力感度については、本書終わ
りの仕様をご覧ください。
図14
図13
ナビゲーションエンコーダを使ってメニューをスクロール
図15
図16