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ロックの設定
ロックの設定
IPR™ DSP は、アンプの設定にセキュリティロックをかけることができます (図
27)。この機能は、IPR DSP を設置した環境で、スピーカーが破損するよ
うな不当な設定変更を防ぐ上で非常に便利です。セキュリティロックを無効
にする、すべての DSP 設定をロックする、ボリュームコントロール (入力減衰
器) を除くすべての設定をロックする、のいずれかを選択できます。セキュリテ
ィロックをオンにすると、セキュリティコードの入力を求められます。入力すると
DSP 設定を編集できます。コントロール画面は、ユーザがメインメニューに
戻ると自動的に再ロックを行います。ロックコードを忘れた場合は、カスタマサ
ービスまでお問い合わせください。
ロックのタイプを選択した後、4桁のセキュリティコードをセットしてセキュリティ
機能をオンにします。将来のため、アクセスコードを書きとめて安全な場所に
保管しておくことをおすすめします。
DSP 設定の自動保存
セットアップウィザードを使用するとき、セットアップが完了するまで、オーディオ
処理は変更されず、設定は保存されません。ウィザードのセットアップを完了
する前にアンプの電源を切った場合、ウィザードの設定はどれも保存されま
せん。次に電源を入れたとき、アンプは前の設定に戻ります。
DSP パラメータをマニュアルで編集するとき、DSP 処理は、行われた変更
を反映します。その際、メインメニューに戻ると、変更は自動的に保存されま
す。メインメニューに戻る前に電源を切ると、加えられた変更は消去され、前
の設定に戻ります。
図27